【動画で見る】発達障害児への支援を考える。モンテッソーリ教育の原点 太田ステージとは

株式会社ソワサポート代表の浅原奈緒子さんによるモンテッソーリ教育や太田ステージを基本とした療育についての講座となります。

(全11回の講座の1回目となります。)

モンテッソーリ教育って言葉を聞いたことがある人は多いと思います。

1870年イタリアで生まれ、イタリア初の女性医学博士となったマリア・モンテッソーリが知能の発達の遅れた子ども達を、健常児と同じくらいに学習できるようにしようと、子ども達を深く観察しつづけ、独自の教育方法としてモンテッソーリメソッドを作ったのが始まりです。

このモンテッソーリ教育を取り入れた教育機関は結構あります。障害児対象と言うより「お受験!」みたいな感じのところもありますしね。

 

もう一つ、タイトルにある太田ステージですが、こちらはスイスの発達心理学者のピアジェの発達理論がベースとなっており、自閉症のこどもの認知発達の段階(ステージ)を評価するもので、その子にあった療育を行うためのガイド的なものです。現場ではこれを使い、個別の支援計画を立てたりします。

例えばステージⅠは物に名前があることが理解できていない段階。ステージⅡは物に名前があることがわかりかけている段階・・・って感じです。

Ⅰですと声かけによる質問に対して指さしで応じることが難しい人が該当し、Ⅱですと声かけによる質問に指さしで応じることができる。ただ身の回りのものなどの名詞は分かるけど、用途による理解は難しい子。(イスという名前は分かっても、それは座る物だという理解ができない。)

※ピアジェは知の個体発生としての認知発達と、知の系統発生としての科学史を重ね合わせて考察する発生的認識論を提唱しました。

全11回の初回となる大切な会です。1時間を超える長い動画ですが、学ぶ人にとっては基本となる大事なポイントです。

是非とも心してご覧ください!

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